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キャラメルボックス 『我が名は虹』 CaramelBoxTV

2016/04/03

❖CREATIVE❖
脚本・演出:成井 豊 + 真柴 あずき

❖STAGE INFO❖

2004年3月収録
サンシャイン劇場

❖CHANNEL❖
CSデジタル放送「スカパー!」(362ch)
CSデジタル放送「スカパー!HD」(661ch)
CSデジタル放送「スカパー!e2」(294ch)

❖TIMETABLE❖
前編:2016年4月03日/17日 12:50~14:00
後編:2016年4月10日/24日 12:50~14:00

❖INTRODUCTION
「サヨナラだけが人生だ」と言った人がいたが、別れるためには出会わなければならない。
サヨナラの数だけ、ハジメマシテの数がある。
つまり、「ハジメマシテだけが人生だ」とも言えるわけだ。
僕が生まれてから、今年で四十二年。
その間に、実に様々な人と出会ってきた。
家族、親戚、幼稚園から大学までの同級生、教員時代の同僚、教え子、劇団の仲間、お客さんなどなど。
ざっと計算してみたら、なんと二千以上の人に出会っていた。
その中で、ちゃんとサヨナラを言って別れた人はあまりいない。
いつの間にか会わなくなった人の方がはるかに多い。
一方、いまだにお付き合いしている人も数百人いるわけで、要するに、サヨナラよりハジメマシテの方が多いのだ。
まあ、これはあくまでも、生きている間の話で、死ぬ時は、一気にサヨナラの数が増えるのだけれど。
ところで、地球上には現在、六十四億の人間がいる。
日本だけでも、一億以上。
僕が出会った二千人の日本人は、日本の人口の五万分の一。
僕は西川浩幸と、五万分の一の確率で出会ったのだ。
西川の背後には、出会わなかった四九九九九人がいるのだ。
そう思うと、まるで西川と出会えたことが、奇跡のような気がしてくる。(いいか悪いかは別にして)
春は出会いの季節だと言う。
今年も僕は、何人かの人にハジメマシテと言うだろう。
その一つ一つが奇跡だと思うと、なんだかワクワクしてくる。
『我が名は虹』の舞台は、元治元年五月の京都。
そこで、一人の浪人が一人の少女と出会う。
これもまた、一つの奇跡なのかもしれない。
成井 豊

❖STORY❖
元治元年、春。14歳の青葉は、父・量太郎、姉・春枝と共に京都へ入った。
量太郎は5年前、小田原藩を辞した。部下・平松が同僚を殺害した責任を取ったのだ。
新しい仕官先の岡山藩を目指し、質素な旅を続けてきた親子。彼らは宿を探す途中、行方不明だった平松と再会する。平松は黒江と名を変え、経歴を偽って、新選組に入隊していた。旅龍・藤田屋に着いた青葉たちは、しばらくの間、宿代の代わりに働くことになり、そこで下働きをしている浪人・鉄と出会う。
その晩、黒江が新選組の仲間と共に襲ってきた。量太郎と春枝は我が身を盾にして青葉を逃がすものの、二人とも黒江に殺されてしまう。青葉は間一髪で鉄に助け出され、鉄の家に身を隠すことに。父と姉の死を知った青葉は、仇討ちを決意する───

❖CAST❖
鉄  :菅野 良一
青葉 :実川 貴美子
亥三郎:細見 大輔
えん :岡田 さつき
庫兵衛:西川 浩幸
弓  :岡内 美喜子
黒江 :岡田 達也
城之内:畑中 智行
末次 :左東 広之
しま :坂口 理恵
巳之吉:松坂 嘉昭
かよ :青山 千洋
山下 :篠田 剛
春枝 :温井 摩耶

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